こんにちは!便秘になると肌が荒れ始めるたぬきです!
みなさん、腸内環境って意識してますか?
私は20代半ば頃からより一層気をつけるようになりました。
なぜなら当時…仕事のストレス+食生活がめちゃくちゃになったことによってアトピーが大爆発したから。
今回は私がアトピーの状態をコントロールするきっかけとなった実体験についてお話しします。
アトピーだった当時の写真がでてくるので、見たくない方は回れ右推奨です!
アトピーって何?
アトピーとは、アトピー性皮膚炎のこと。
アレルギー体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多くみられる皮膚疾患です。
「かゆみ」「湿疹」が主な症状で、良くなったり悪くなったりを繰り返し、慢性的な症状に悩まされることも…。
【特徴】
- 赤み
- ガサガサ乾燥した肌
- 掻くとすぐ傷になる(皮膚が薄くて弱い)
- 掻きむしった場所からジュクジュクした汁が出る
- 左右対称に症状が出やすい
アトピー当事者の方には見慣れた症状ですよね…。
掻いちゃダメだとはわかりつつも、ついつい掻いてしまいやめられなくなる。
掻く瞬間は気持ち良く、そのあとは後悔する…なんていうこともありますよね。
あまりのかゆさに、痛みよりかゆみの方がつらいなと個人的に思ったことがあります。
人生最大のアトピー悪化
私は社会人になってストレスにさらされたことによってアトピーが悪化しました。
人生最大の大爆発(症状は中程度)を経験し、良くなったり悪くなったりを繰り返しました。
症状が落ち着くまでに数年かかり、かゆみで寝れない夜はよく泣いていました…。
かゆみで熟睡できない日々がつらかった。
ではなぜそのような状況に陥ったのか?
当時、思い当たることといえば
- お菓子やジャンクフードばかり食べていた
- 野菜が不足していた
- お腹いっぱい食べ過ぎていた
- 便秘になり、3日に1度くらいしか排便できていなかった
- 水分補給の回数が少なかった
ことが主な原因だと思います。
今思うと、こんな生活習慣じゃなるべくして悪化していますよね。
もっと広範囲がジュクジュクしてひどい状態のアトピーだった頃もあるのですが、
見るのも嫌で写真に残しておかなかったようです…。(というか写真に残す心の余裕さえなかった)
自論ですが、アトピーもちの方って、胃腸が強くない方が多いんじゃないでしょうか。
(もちろん私は胃腸が弱い)
だから、食事と排泄のバランスが崩れるとアトピーという形で肌に排出されてくるんだと私は思っています。
アトピー悪化を防ぐには
アトピーの状態をコントロールするためには、「食生活」「腸内環境」「肌に触れる素材」の3つがポイント。
私の場合、様々な原因をひとつひとつ潰していくと次第に肌に変化が現れました。
その1|かゆみが起こりやすい食べ物は控えめに
私の場合、アトピーを悪化させる「食べ物」はこちら。
- チョコレート等のお菓子
- 小麦粉製品やパスタ
- 揚げ物
甘いものやパスタが大好きで、好きなだけ好きな時に食べていました。
そしたらね、たいてい食べた日の夜寝てる間に肌を掻きむしってジュクジュクになってしまったんです。
ああ、私の体は甘いものや小麦粉製品を食べすぎると良くないんだな。
と、身をもって実感しました。
ほんっとーーーーに、かゆいんだもの。
一日に少しだけ食べるなら大丈夫なんです。
ですが、ストレスで過食気味になったり一度に食べる量が多いとすぐさま肌がムズムズしてきました。
食べたものとその量が、肌の治安を左右する…!!
食べる量も胃腸の負担にならないよう、腹八分目くらいがちょうど良いです。
満腹まで食べると、消化するのに時間がかかって内臓に疲れが溜まっていくような気がします。
アトピーに悩んでいる方は、自分の体と相性の悪い食べ物を控えることから始めてみましょう。
私の場合、お菓子や麺類を食べるのを控え始めて1ヶ月もすれば少しずつかゆみが落ち着いてきました。
ただ、元々の皮膚がよわよわなのでほんの少し掻いただけで逆戻りしてしまいました。
アトピーを悪化させず状況を改善していくためには、長期戦を覚悟しましょう!
ポイント
自分の体が苦手な「食べ物」は控えめに+腹八分目を心がける
その2|腸内環境を整える=毎日快便を目指す
ズバリ、毎日良い感じのバナナう○ちをするべし(笑)
アトピーを悪化させないためにはこれがめちゃくちゃ大事です。
ちゃんと快便できているのか?と考えるとできていない方も多いんじゃないでしょうか。
うさぎのようなコロコロう○ちは良くないですよ〜。
腸内環境を整えるためには
- お菓子やジャンクフードを控えめに(もしくは控える)
- 野菜を食べる
- 腹八分目程度にする
- 一日2Lくらいの水を飲むよう心がける
- 毎日う○ちを出す
ことが大切だと思います。
ポイント
う○ちは健康のバロメーター
その3|肌に触れる素材は綿やシルクが正義
私の場合、衣類は「綿90〜100%」「シルク100%」以外のものはかゆみが起こりやすいです。
化学繊維の服を着る際は、素肌にできるだけ触れないよう十分に気をつけます。
肌が弱いと自覚している人は、肌着はできるだけ「綿100%」などにすると安心ですね。
夏場、アクリルやポリエステル素材のスカートなどを履くと、汗も相まって太ももがかゆくてかゆくてたまらなくなった経験あり。
ポイント
化学繊維の服は控え、肌着は綿やシルクにする
元通りになるには年単位かかった
私がアトピーの状態をコントロールするために「食生活」「腸内環境」「肌に触れる素材」を見直し、日常生活に支障がない程度にまで回復したのは約1年後でした。
いや〜長かった。結婚式に間に合わせるために必死でした。
当時は、ステロイドをあまり使わずに治したのですが、いわゆる「脱ステ」という状況でかなり痛い目をみたのでおすすめはしません。
結婚式前から落ち着いていたアトピーは産後またぶり返してしまうのですが、皮膚科でもらった保湿剤+炎症がひどいときに使うステロイドで現在ほぼ完治したと言って良い状態です。
ステロイドをだらだらと使い続けたくはないですが、炎症がひどいときはステロイドで抑えて皮膚の状態を元に戻していくのが個人的に一番ストレスが少ない気がします。
まとめ
今回は自身の体験をもとにアトピーの悪化を防ぐ方法についてまとめました。
いかがでしたでしょうか。
アトピーの症状は人それぞれなので一概には言えませんが、「食生活」「腸内環境」「肌に触れる素材」については一度見直してみると良いかもしれません。
また、症状を軽くしていくためには年単位の時間がかかります。
一喜一憂してしまいがちですが、焦りは禁物です。
アトピーに悩んでいる方それぞれに合った方法が見つかりますように…。
それではまた!
最後まで読んでくださりありがとうございました!